佐善元立(読み)さぜん もとたつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐善元立」の解説

佐善元立 さぜん-もとたつ

1828-1886 幕末-明治時代の武士,儒者
文政11年生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士。篠崎小竹,ついで河田迪斎(てきさい)にまなび,藩校尚徳館でおしえる。文久3年尊攘(そんじょう)派の同志とともに,藩の側用人黒部権之介らを京都本圀(ほんこく)寺で斬殺。明治2年藩学寮長。のち大蔵省につとめた。明治19年12月2日死去。59歳。本姓は加藤通称は新三郎,のち修蔵。号は舫山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android