佐川敏子(読み)サガワ トシコ

20世紀日本人名事典 「佐川敏子」の解説

佐川 敏子
サガワ トシコ

昭和期の洋画家



生年
明治35(1902)年10月3日

没年
昭和48(1973)年3月17日

出生地
東京・新宿

学歴〔年〕
東京女子大学国文科〔大正12年〕卒

主な受賞名〔年〕
独立美術協会賞(第9回)〔昭和14年〕「樹海」「山峡

経歴
初め日本画を椎塚蕉華に学び、昭和5年独立美術協会洋画研究所で洋画を学ぶ。6年独立美術協会第1回展から出品し、以後毎回出品。14年協会賞を受け、16年会友。戦後も引き続き同会に作品を発表し、24年会員となる。同展発足当初からの唯一女流作家として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐川敏子」の解説

佐川敏子 さがわ-としこ

1902-1973 昭和時代の洋画家。
明治35年10月3日生まれ。佐川栄次郎の娘。日本画から洋画に転じ,昭和6年の独立美術協会1回展から出品。14年独立美術協会賞。24年会員。夫の中間冊夫も洋画家。昭和48年3月17日死去。70歳。東京出身。東京女子大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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