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佐藤中陵 さとう ちゅうりょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

佐藤中陵 さとう-ちゅうりょう

1762-1848 江戸時代中期-後期の本草家。
宝暦12年2月11日生まれ。江戸の人。独学で本草学をきわめ,日本各地の物産を調査。のち水戸藩につかえ,江戸奥方番などをへて,弘道館本草教授をつとめた。嘉永(かえい)元年6月6日死去。87歳。名は成裕。字(あざな)は子綽。通称は平三郎。別号に温故斎。著作に「採薬録」「中陵漫録」など。

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(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

佐藤中陵

没年:嘉永1.6.6(1848.7.6)
生年:宝暦12.2.11(1762.3.6)
江戸後期の本草学者。江戸青山に生まれ,植樹家(植木屋)の出身。名は成裕,通称平三郎,中陵は号。全国各地を旅行して物産を調査し,実地経験を積んで独力で本草学を学ぶ。練達の物産家として知られる。天明1(1781)年から薩摩,米沢,会津,備中松山の諸藩主に招かれ,各藩内の産物調査に従事。著述は『薩州産物録』『採薬録』『金薯録』『飼籠鳥』など数多く,特に随筆集『中陵漫録』は諸国で見聞した雑事や各藩の産物など順序なく記され,興味深い。寛政12(1800)年から水戸藩に仕え,同地で没した。<参考文献>上野益三『日本博物学史』『薩摩博物学史』

(石山禎一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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