デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤元萇」の解説 佐藤元萇 さとう-げんちょう 1818-1897 江戸後期-明治時代の医師。文政元年生まれ。高津淄川(しせん)に和漢の学を,江戸の多紀元堅(もとかた)に医学をまなぶ。黒船来航の際,種痘をならい,陸奥(むつ)会津(福島県)にかえってその術をひろめた。のち幕府の医学館教授。維新後は茨城県下妻の温知病院長。明治30年8月7日死去。80歳。字(あざな)は賜萇。号は応渠。著作に「医家年契」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例