デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高津淄川」の解説 高津淄川 たかつ-しせん 1785-1865 江戸時代後期の儒者。天明5年7月生まれ。陸奥(むつ)会津(あいづ)藩(福島県)藩士。江戸で古賀精里にまなぶ。文化5年藩の蝦夷(えぞ)地出兵で樺太(からふと)にわたり「終北録」を,また対馬(つしま)で朝鮮通信使の応接にあたり「対州日記」をあらわす。藩校日新館でおしえ,藩主の侍講をつとめた。慶応元年10月2日死去。81歳。本姓は佐藤。名は泰。字(あざな)は平甫。通称は平蔵。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例