日本歴史地名大系 「佐須院観音堂」の解説 佐須院観音堂さすいんかんのんどう 長崎県:下県郡厳原町樫根村佐須院観音堂[現在地名]厳原町樫根法清(ほうせい)寺の境内に接してある観音堂。対馬六観音の一つとされ、伝説では白鳳の頃行基が唐からの帰途に対馬の府に泊まり、良木を求めて観音像六体を造り、六ヵ所の政庁に配したという。当観音は佐須郡の政庁があった下原(しもばる)の丘に建っていたが、明治二一年(一八八八)現在地に移された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by