何はしかれ(読み)なにはしかれ

精選版 日本国語大辞典 「何はしかれ」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 は しかれ

  1. 他の事物事態はそれと認めつつも、一つのことをさしあたっての問題にしようとする気持を表わす。他のことはどうであろうと。それはそうと。何はともあれ。
    1. [初出の実例]「マアマア、何はしかれ、二日酔の向ひ酒とは」(出典:歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android