何処をはかと(読み)イズコヲハカト

精選版 日本国語大辞典 「何処をはかと」の意味・読み・例文・類語

いずこ【何処】 を=はか[=はかり]と

  1. 「はか」は「めあて」の意。どこを目あてにして。いずこはかりに。いづこはかと。
    1. [初出の実例]「いづかたに求め行かむと門に出でて、と見かう見みけれど、いづこをはかりとも覚えざりければ」(出典:伊勢物語(10C前)二一)

いずく【何処】 を=はか[=はかり]と

  1. いずこ(何処)をはかと
    1. [初出の実例]「中納言、白雪の降りつむ野辺は跡絶えていづくをはかと君を尋ねむ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)鳥辺野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む