余執(読み)ヨシュウ

デジタル大辞泉 「余執」の意味・読み・例文・類語

よ‐しゅう〔‐シフ〕【余執】

仏語。心に残って離れ去ることのない執着前世から現世、また現世から来世にまで残っている執念

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精選版 日本国語大辞典 「余執」の意味・読み・例文・類語

よ‐しゅう‥シフ【余執】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。心に残って離れない執着。死後になお残る執着。
    1. [初出の実例]「此哥の入りて侍るが、生死の余執ともなるばかり嬉しく侍るなり」(出典:無名抄(1211頃))

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