余祿(読み)よろく

精選版 日本国語大辞典 「余祿」の意味・読み・例文・類語

よ‐ろく【余祿】

〘名〙
① 予定外の利益収入余得
※俳諧・反故集(1696)人「余祿(ヨロク)(とる)
人情本・閑情末摘花(1839‐41)初「一銭二銭の合力を、恃む中には美声を、賞て一段望まるる、是を其夜の所得(ヨロク)として」 〔新序義勇
② 旅行者をだまして金品をまきあげる者。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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