余角(読み)ヨカク

デジタル大辞泉 「余角」の意味・読み・例文・類語

よ‐かく【余角】

二つの角の和が直角であるとき、その一方の角の、他の角に対する称。

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精選版 日本国語大辞典 「余角」の意味・読み・例文・類語

よ‐かく【余角】

  1. 〘 名詞 〙 数学で、二つの角の和が直角である時の、その一方の角の他方に対する称。
    1. [初出の実例]「各々其余角〈余角は九十度との差を云ふ〉なればなり」(出典:暦象新書(1798‐1802)下)

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百科事典マイペディア 「余角」の意味・わかりやすい解説

余角【よかく】

二つの角の和が直角つまり90℃のとき,この二つの角は互いに他の余角であるという。→補角
→関連項目

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世界大百科事典(旧版)内の余角の言及

【角】より

…直角より小さい角を鋭角,直角より大きく平角より小さい角を鈍角という。平角をその頂点からでる半直線で二分したとき生ずる二つの角を互いに他の補角といい,同様に直角を二分したとき生ずる二つの角を互いに他の余角という。直角を1/90等分したときの角の大きさを1度(記号で1゜)といい,1度の1/60を1分(記号で1′),1分の1/60を1秒(記号で1″)という。…

※「余角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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