作事・作言(読み)つくりごと

精選版 日本国語大辞典「作事・作言」の解説

つくり‐ごと【作事・作言】

〘名〙 (「つくりこと」とも)
① (作事) つくったもの。製作したもの。人工を加えてつくったもの。
源氏(1001‐14頃)乙女「此の御箱のふたに、苔敷き、(いはほ)などの心ばへして〈〉この岩根の松も、こまかに見れば、えならぬつくりごとどもなりけり」
② ないことをあるようにつくりたてること。また、そのことばや事柄。こしらえごと。そらごと。いつわり。うそ
大和(947‐957頃)御巫本附載「これは夜ふくるまで来ねば、家刀自(とうじ)のつくり事したなむめり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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