作分(読み)サクブン

デジタル大辞泉 「作分」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぶん【作分】

作意3

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「作分」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぶん【作分】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小作地、また、小作をしている者。
    1. [初出の実例]「於向後者、自名田内作分并家風・殿原下部、不可年貢不法」(出典高野山文書‐応永六年(1399)八月七日・相賀南庄公文弘澄請文)
  3. 工夫をこらした言い分。機転の利いた考え。作意。
    1. [初出の実例]「有がたき作分(サクブン)かなとをのをの感(かん)じて」(出典:咄本・百物語(1659)上)
  4. さくい(作意)

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