作分(読み)さくぶん

精選版 日本国語大辞典 「作分」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぶん【作分】

〘名〙
小作地、また、小作をしている者。
高野山文書‐応永六年(1399)八月七日・相賀南庄公文弘澄請文「於向後者、自名田内作分并家風・殿原下部、不可年貢不法
工夫をこらした言い分。機転の利いた考え。作意
※咄本・百物語(1659)上「有がたき作分(サクブン)かなとをのをの感(かん)じて」

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デジタル大辞泉 「作分」の意味・読み・例文・類語

さく‐ぶん【作分】

作意3

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