作戦・策戦(読み)さくせん

精選版 日本国語大辞典 「作戦・策戦」の意味・読み・例文・類語

さく‐せん【作戦・策戦】

〘名〙
① よい結果を得るために、当面する相手に対してめぐらす、戦う方法についての策略。はかりごと。〔五国対照兵語字書(1881)〕
② (作戦) 旧日本陸軍で、師団以上の部隊のある機関における対敵行動の総称広義には、軍隊によって遂行されるあらゆる軍事行動をいい、訓練兵站(へいたん)をも含む。
作戦要務令(1939)一「高級指揮官は情報勤務規定を定め且(かつ)作戦の進捗(しんちょく)に伴ひ適時之(これ)を補修し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android