普及版 字通 「佰」の読み・字形・画数・意味
佰
8画
[字訓] もも
[説文解字]
[字形] 形声
声符は百(ひやく)。〔説文〕八上に「相ひ什佰するなり」とあって百倍の意とする。〔伝〕に「亦た相ひ保つなり。老子に曰く、什佰のりと。(つね)に什佰共用するのなり」という。また陌(はく)と通用する。
[訓義]
1. もも、百、百倍する。
2. 百人を一組とする郷村の組織。
3. 陌と通じ、田の東西の境界をいう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕佰 モモ・モモチ
[下接語]
仟佰
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報