供料(読み)クリョウ

デジタル大辞泉 「供料」の意味・読み・例文・類語

く‐りょう〔‐レウ〕【供料】

供養とする金品
「これに夏冬の法服び、―をあてたびて」〈大鏡・実頼〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「供料」の意味・読み・例文・類語

く‐りょう‥レウ【供料】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぐりょう」とも ) 供養の料。
    1. [初出の実例]「法厳聖人、善神に申さく、明日の朝には二人の供(ぐれう)を持来り給へ」(出典今昔物語集(1120頃か)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android