依憑(読み)えひょう

精選版 日本国語大辞典 「依憑」の意味・読み・例文・類語

え‐ひょう【依憑】

〘名〙 (「えびょう」とも)
① (━する) 人によりかかり、頼みとすること。
※日蓮遺文‐立正観抄(1274)「伝教大師云、依憑仏説口伝
② より所とする教えや思想
※依憑天台集(816)序「今為咲多少、且集諸宗依憑、以為後代亀鏡也」

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普及版 字通 「依憑」の読み・字形・画数・意味

【依憑】いひよう

たよりとする。〔後漢書酷吏、陽球伝〕案ずるに(楽)・(江)覽等、皆蔑に出づ。斗(とせう)の小人世戚身内)に依憑し、豪に附託す。

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