精選版 日本国語大辞典 「依網」の意味・読み・例文・類語 よさみ【依網・依羅】 〘 名詞 〙 川波と海の波とが寄せ合うところ。川口。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「依網」の意味・わかりやすい解説 依網 (よさみ) 依羅とも記す。古代の地名。その語源は美幸網(よさちあみ)の約語とも,また砂地のことともいうが未詳。《和名抄》によると摂津国住吉郡に大(依)羅郷,河内国丹比(たじひ)郡に依羅郷があり,また三河国碧海(あおみ)郡に依納(網)郷がみえる。このうち摂津・河内の郷は,5世紀ごろ依網屯倉(みやけ)が設けられた地で,国郡は異なるが相接する地域であった。現在大阪市住吉区庭井に大依羅神社があり,依網の地はこの地一帯に比定されている。執筆者:亀田 隆之 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by