俗医(読み)ぞくい

精選版 日本国語大辞典 「俗医」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐い【俗医】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 普通一般の医者民間の医者。御典医に対していう。俗医者。
    1. [初出の実例]「俗医に候得ば、苗字等名乗候筋無之」(出典:徳川禁令考‐前集・第五・巻四九・寛政一〇年(1798)一〇月)
  3. 精神的、技術的に低級な医者。俗悪な医者。俗医者。
    1. [初出の実例]「俗医利口にして、医学と療治とは別の事にて、学問は病を治するに用なしと云て」(出典:養生訓(1713)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「俗医」の読み・字形・画数・意味

【俗医】ぞくい

やぶ医者。

字通「俗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android