保四郎窯跡(読み)ほしろうかまあと

日本歴史地名大系 「保四郎窯跡」の解説

保四郎窯跡
ほしろうかまあと

[現在地名]多久市多久町字保四郎

道祖元(さやのもと)の標高二二九・三メートルの山丘の南山麓に近い六〇―七〇メートルの傾斜面に築成されている。

「佐賀県史蹟名勝天然紀念物梗概」には「道祖元焼の跡。多久村字道祖元保四郎」とあって、道祖元窯跡ともよばれている。「肥前陶磁史考」によると、三兵衛(李参平)が多久において製陶中門人や手伝いとなった邦人中にはその技法を習練したものが少なくなかったので、彼が立ち去ったあと保四郎という者が開窯したらしいとされ、朝鮮出兵の際、竜造寺(多久)安順により連れて来られた陶工李参平とのつながりを示している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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