信水(読み)しんすい

精選版 日本国語大辞典 「信水」の意味・読み・例文・類語

しん‐すい【信水】

〘名〙
① 信仰する心の澄んで清らかなことを清水にたとえていう語。
※康頼宝物集(1179頃)中「煩悩の牛馬羊の乳は消へ失ぬ。譬ば、信水宝珠をかざりて水に入ば、人、水にぬれざるが如し」
② その増減によって季節を知らせる河水
百姓伝記(1673‐81頃)一「十月時雨事多し。信水となる」
婦人月経異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android