信濃国道者之御祓くばり日記(読み)しなののくにどうしやのおはらいくばりにつき

日本歴史地名大系 の解説

信濃国道者之御祓くばり日記
しなののくにどうしやのおはらいくばりにつき

一巻 宇治七郎右衛門尉久家著

成立 天正九年

分類 日記

原本 松本市

写本 東筑摩郡坂北村青柳八郎旧蔵

解説 著者は伊勢内宮権禰宜で、本書は信濃国の同家の檀那を巡回して御祓を配った際の礼物日記。筑摩郡会田分から光・明科生野・小立野・青柳・麻績・安坂・永井・井堀、高から川中島善光寺・小田切・海津市村・荒木・葛山七郷・善光寺東在諸村、長沼から安曇郡仁科に及んでいて、宇治家檀那場が明瞭にわかり、当時の各地の土豪名主を知ることができ、史料として得がたいもの。

活字本 新編信濃史料叢書第一〇巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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