信濃木賊(読み)シナノトクサ

デジタル大辞泉 「信濃木賊」の意味・読み・例文・類語

しなの‐とくさ【濃木賊】

信濃産のとくさ。
一本を―、むくの葉をもって七日七日づつみがいておぢゃる程に」〈虎明狂・末広がり

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精選版 日本国語大辞典 「信濃木賊」の意味・読み・例文・類語

しなの‐とくさ【信濃木賊】

  1. 〘 名詞 〙 信濃国長野県特産トクサ。茎をかわかして、木材つの、骨などをみがくのに用いられる。
    1. [初出の実例]「又ほねにみがきをあててとは此ほねの事、一本をしなのとくさ、むくの葉をもって七日七夜づつみがひておじゃる程に、ずいぶん念がいった」(出典:虎明本狂言・末広がり(室町末‐近世初))

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