精選版 日本国語大辞典 「俵子」の意味・読み・例文・類語 たわら‐ごたはら‥【俵子】 〘 名詞 〙 「なまこ(海鼠)」の異名。《 季語・新年 》[初出の実例]「くちなしといへど、くらげ、たわらこ、なまこのたぐひまで一るひしなじなをわかちて」(出典:御伽草子・住吉縁起(室町時代物語集所収)(室町末))[その他の文献]〔随筆・安斎随筆(1783頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「俵子」の読み・字形・画数・意味 【俵子】ひよう(へう)し 葬斎等の施しの引換券。〔西湖遊覧志余、幽怪伝疑〕張居士、~一日、齋百を設け、に先だちて俵子を散ず。日に至りて、此れを齎(もたら)して齋に赴く。に臨み止(た)だ九十九俵子を收む。後~するの鐵拐仙上に一俵子り。字通「俵」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報