倉本四郎(読み)クラモト シロウ

20世紀日本人名事典 「倉本四郎」の解説

倉本 四郎
クラモト シロウ

昭和・平成期の評論家,作家



生年
昭和18(1943)年8月30日

没年
平成15(2003)年8月23日

出生地
兵庫県神戸市

出身地
熊本県天草

本名
山口 四郎(ヤマグチ シロウ)

学歴〔年〕
熊本電波高卒

経歴
南日本新聞広告部、若者雑誌編集長を経てフリーとなり、主として週刊誌で人物論を執筆。昭和51年から21年間にわたって「週刊ポスト」で3ページ書評「ポスト・ブックレビュー」を連載し、好評を博した。著書に評論「することがない青春なのか」「出現する書物」「本の宇宙あるいはリリパット遊泳」「恋情は思い余って器官にむかう」「鬼の宇宙誌」、小説「海の火」「往生日和」、童話「もじゃもじゃ天使ポパ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉本四郎」の解説

倉本四郎 くらもと-しろう

1943-2003 昭和後期-平成時代の評論家,小説家
昭和18年8月30日生まれ。南日本新聞広告部,若者雑誌編集長をへてフリー。昭和51年「週刊ポスト」で連載書評「ポスト・ブックレビュー」をはじめる。評論集「することがない青春なのか」などのほか,小説「海の火」がある。平成15年8月23日死去。59歳。兵庫県出身。熊本電波高卒。本名山口四郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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