(読み)ホウ

デジタル大辞泉 「倣」の意味・読み・例文・類語

ほう【倣】[漢字項目]

常用漢字] [音]ホウハウ)(呉)(漢) [訓]ならう
まねる。ならう。「模倣
[名のり]より

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「倣」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 10画

[字音] ホウ(ハウ)
[字訓] ならう・まねる・よる

[字形] 形声
声符は放(ほう)。放は架屍を殴(う)つ共感呪術で、依倣・倣効の意をも含み、放の古い字義を存する字である。放効はまた倣傚といい、傚は(教)・學(学)系統の語で、また倣の意がある。

[訓義]
1. ならう、まねる。
2. よる、たよる。

[古辞書の訓]
名義抄〕倣 ナラフ・ナズラフ 〔立〕倣 マナブ・カタドル・ナラフ・ナズラフ・ヨル

[語系]
倣piang、放piuangは声義が近い。效(効)heも声義近く、ともにならうの意がある。

[熟語]
倣依倣影・倣古・倣効・倣傚・倣習倣書・倣造倣像倣顰
[下接語]
依倣・写倣・象倣・慕倣・模倣・臨倣

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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