倦ねる(読み)アグネル

デジタル大辞泉 「倦ねる」の意味・読み・例文・類語

あぐ・ねる【×倦ねる】

[動ナ下一]いろいろ努力しても思うような結果が得られないで困ってしまう。もてあます。
「今朝から美登利の機嫌が悪くて皆な―・ねて困って居ます」〈一葉・たけくらべ〉
[補説]現代では、「考えあぐねる」「探しあぐねる」のように、多く動詞の連用形に付けて用いる。
[類語]やりにくい・しにくい・言いにくい・難しい・小難しい・しち難しい・一筋縄では行かない・なかなかでもない・苦手・気が進まない・ふてぶてしい・困難・至難・度し難い・手ごわい・てこずる・難問・難題・難関・きつい・停頓・行き悩む・言いよどむ・壁にぶつかる・壁に突き当たる・埒らちもない・膠着こうちゃく・にっちもさっちも・もたつく・手間取る・行き詰まる・いたちごっこ・停滞・もたもた・暗礁に乗り上げる・紆余うよ曲折・難渋・曲折・頓挫・しち面倒・しち面倒臭い・煩雑・ややこしい・もがく・面倒・やっかい・苦慮・悪戦苦闘・難行苦行・難航・試行錯誤・あがく・苦戦・難物・荊棘けいきょく・デッドロック・窮する・阻害・不自由・ままならぬ・不如意・立ちはだかる・立ち往生・足踏み・多事多難・ぐずつく・もつれる・手が込む・手詰まり・とどこおる・とちる・四苦八苦・暗中模索・逆風・水をさす

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精選版 日本国語大辞典 「倦ねる」の意味・読み・例文・類語

あぐ・ねる【倦】

  1. 〘 自動詞 ナ行下一段活用 〙 もてあます。しつづけていやになる。現代では「さがしあぐねる」「待ちあぐねる」のように、多く動詞の連用形につけて用いる。
    1. [初出の実例]「連れもあくねる焼酎の大生酔」(出典:雑俳・柳多留‐一一八(1832))
    2. 「ふたりきりの時間が持ちあぐねるようになった頃」(出典:ふたりとひとり(1972)〈瀬戸内晴美〉)

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