デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倭吾子籠」の解説 倭吾子籠 やまとの-あごこ 「日本書紀」にみえる豪族。倭国造(やまとのくにのみやつこ)の祖。応神天皇41年その支配をめぐってあらそわれた倭の屯田(みた)(天皇の御料田)の由来を即位前の仁徳天皇におしえ,仁徳天皇62年大井川の流木で天皇の船を建造。仁徳没後は去来穂別(いざほわけの)皇子(のちの履中天皇)の皇位継承に抵抗したが,妹を献上してゆるされた。雄略天皇2年宍人部(ししひとべ)献上の先頭にたった。氏は大倭(やまと)とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by