偃息図絵(読み)おそくずのえ

精選版 日本国語大辞典 「偃息図絵」の意味・読み・例文・類語

おそくず‐の‐えオソクヅのヱ【偃息図絵】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おそく」は「偃息(えんそく)」の呉音「おんそく」の変化した語。男女同衾(どうきん)の意 ) 男女の情交を描いた絵。枕絵春画。おんそくず。笑い絵
    1. [初出の実例]「おそくづの絵などを御覧も候へ」(出典:古今著聞集(1254)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android