知恵蔵 「偽造カード」の解説 偽造カード カード情報が盗撮、スキミング、フィッシングなどの不法な手段で入手され、新たにキャッシュカードやクレジットカードが偽造、変造され、不正に使われること。元のカードは被害者の手元に残るため、不正使用されてはじめて被害に気づく。被害総額は偽造クレジットカードで2004年度に約105億6000万円、偽造キャッシュカードで03年度に1億7000万円。06年2月に預金者保護法が施行。現金自動出入機(ATM)での預金引き出し被害に遭った場合、30日以内に被害の届け出をし、預金者に過失がなければ金融機関が原則全額補償することとなった。 (篠崎悦子 ホームエコノミスト / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by