精選版 日本国語大辞典 「傀儡回」の意味・読み・例文・類語 くぐつ‐まわし‥まはし【傀儡回】 〘 名詞 〙 中古、あやつり人形を回して見せ、またそのかたわら、曲芸や奇術なども演じてまわった一種の漂民。女は売春もしたという。のち、寺社の近くに定住して、寺社の布教の用をつとめるようになった。かいらいし。くぐつし。くぐつ。くぐるぼう。[初出の実例]「こさむといふくくつまはしよし呼びにやり給ひけるに、遅く参りければ」(出典:続類従本定頼集(1053頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例