江戸末期に始まる雨乞(あまご)い踊りで、「因幡(いなば)の傘踊」として知られる。鳥取市国府(こくふ)町はじめ因幡各地に伝承する。踊り手は偶数であれば2人から数百人まで自在であるばかりか、歌はこの地方の盆踊りに使われる口説(くどき)や民謡の『貝殻節』などリズムのあるものならひととおり使うことができる。盆の供養踊りにもなれば、行進踊りとして観光に一役買ったりもする。傘は長柄の美しいもので、鈴を多数つけ色紙の小短冊も下げて、回したときシャンシャンと音を出し色彩効果もあがるようくふうされている。踊りは横列に並び、傘を回しつつ姿勢や向きを変え、きりりと形を決めていくもので、ときに2人が1組になって絡む振りもある。県指定無形民俗文化財。
[萩原秀三郎]
日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...