傭書(読み)ようしょ

精選版 日本国語大辞典 「傭書」の意味・読み・例文・類語

よう‐しょ【傭書】

  1. 〘 名詞 〙 人にやとわれて文字を書くこと。やとわれて筆耕すること。また、人をやとって文字を書かせること。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「追々続編を餲望さるるが為に傭書(エウショ)剞厥を促す事さながら眉を焼が如し」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐班超伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「傭書」の読み・字形・画数・意味

【傭書】ようしよ

筆耕。〔後漢書、班超伝〕家し、常に官の爲に傭書して、以て供す。

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