筆耕(読み)ヒッコウ

デジタル大辞泉 「筆耕」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐こう〔‐カウ〕【筆耕】

写字清書報酬を得ること。また、その人。「筆耕料」
文筆によって生計を立てること。

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精選版 日本国語大辞典 「筆耕」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐こう‥カウ【筆耕】

  1. 〘 名詞 〙 写字や清書をすること。それによって報酬を受けること。また、その人。文筆で生活することもいう。
    1. [初出の実例]「筆耕疲れて未だ獲(か)らず〈高階積善〉」(出典新撰朗詠集(12C前)下)
    2. 「十行二十字詰一枚五厘の筆耕を周旋して呉れたのは」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七)
    3. [その他の文献]〔任昉‐為蕭揚州薦士表〕

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普及版 字通 「筆耕」の読み・字形・画数・意味

【筆耕】ひつこう

書写を業としてくらす。

字通「筆」の項目を見る

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