デジタル大辞泉 「傭」の意味・読み・例文・類語 よう【傭】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ヨウ(漢) [訓]やとう人をやとう。「傭人・傭兵/雇傭・私傭・常傭」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「傭」の読み・字形・画数・意味 傭人名用漢字 13画 [字音] ヨウ[字訓] やとう・もちいる・ひとしい[説文解字] [字形] 形声声符は庸(よう)。凡庸などの意がある。〔説文〕八上に「均しく直きなり」と訓する。〔詩、小雅、節南山〕「昊天(かうてん)傭(ひと)しからず」の〔伝〕に「傭は均し」とみえる。この傭を〔韓詩〕に庸に作り、「易きなり」、また〔斉詩〕〔魯詩〕に融に作る。語例からみて庸に作り、「易きなり」の訓があたる。秦・漢以後、傭は傭耕・傭客などの意に用いる。[訓義]1. やとう、やとわれ。2. もちいる、つくる。3. ひとしい。[古辞書の訓]〔名義抄〕傭 ツグノフ・ヒトシ・サヅク・アタヒ・アキナフ・ナホシ[語系]傭・庸jiongは同声。用・庸は通用し、傭はその声義を承ける。(童)・dongは声義近く、おそらくもと同系の語であろう。[熟語]傭員▶・傭役▶・傭客▶・傭銀▶・傭雇▶・傭耕▶・傭作▶・傭肆▶・傭写▶・傭者▶・傭書▶・傭人▶・傭銭▶・傭賃▶・傭佃▶・傭奴▶・傭筆▶・傭聘▶・傭保▶・傭僕▶[下接語]隠傭・家傭・客傭・雇傭・耕傭・市傭・書傭・銭傭・徒傭・飯傭・保傭・木傭・老傭 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報