僭主殺害者(読み)せんしゅさつがいしゃ(その他表記)Tyrannoktonoi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「僭主殺害者」の意味・わかりやすい解説

僭主殺害者
せんしゅさつがいしゃ
Tyrannoktonoi

ギリシア彫刻。前 514年にアテネの僭主ヒッピアス (在位前 527~510) の弟ヒッパルコスを殺害したハルモディオスとアリストゲイトンを表わした記念群像。アンテノールによって制作された最初のブロンズ群像は,民主制を象徴するものとしてアゴラに建てられていたが,前 480年ペルシアのクセルクセスによってスサに運び去られた。その後,前 477年にクリティオスとネシオテスが再びブロンズ群像を制作した。いずれも原作は失われたが,後者のローマ時代模刻がいくつか残っている。ナポリ国立考古学博物館蔵の模刻は,群像全体を最もよく伝えている。

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