僭擬・僭儗(読み)せんぎ

精選版 日本国語大辞典 「僭擬・僭儗」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぎ【僭擬・僭儗】

〘名〙 分を越えて、上位の人のまねをすること。身分不相応のぜいたくをすること。
柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉初「大妓之飾は、迥かに命婦孺人(〈注〉をくさまがた)之上に出づ。小妓も亦大妓に僭擬す」 〔新唐書‐温造伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android