知恵蔵mini 「優先席の携帯電源オフ」の解説 優先席の携帯電源オフ 日本の鉄道事業者が、電車内の優先席付近で携帯電話の電源を切るよう求めるマナーの呼び掛け。携帯電話の電波が心臓ペースメーカーなどの医療機器に影響を与える恐れがあるとして、2003年に関東、04年に関西の鉄道各社で開始された。しかし、携帯電話の性能向上で電波出力が弱まり、総務省がペースメーカーなどとの距離制限の指針を緩和したことなどを受けて見直しが行われ、14年7月に関西、15年10月に関東の鉄道各社で電源オフのマナー呼びかけを常時から混雑時のみに変更する措置が取られた。 (2015-10-1) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報