優勝制度[相撲](読み)ゆうしょうせいど[すもう]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「優勝制度[相撲]」の意味・わかりやすい解説

優勝制度[相撲]
ゆうしょうせいど[すもう]

1909 (明治 42) 年に東西制優勝制度が設けられ,夏場所 (当時は春・夏年2回の開催で 10日制だった) 前頭7枚目で7勝3分の高見山 (高砂部屋) が,現在記録に残っている優勝力士の第1号である。しかし江戸時代からの引き分け,預かりの勝負規定を廃止して個人優勝者に日本相撲協会から賜杯を授与する公式の優勝制度が確立したのは,1926年1月からである。 15日制になっての優勝第1号は,1949年夏場所で 13勝2敗の大関増位山 (出羽海部屋) である。

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