日本大百科全書(ニッポニカ) 「元町(神戸市)」の意味・わかりやすい解説 元町(神戸市)もとまち 神戸市中央区にある商店街。1868年(明治1)の神戸開港後、外人居留地と神戸駅との間に約1キロメートルにわたって発達した通りで、南に神戸港、山側に外人住宅を交えた住宅地があり、神戸第一のショッピング街となった。第二次世界大戦後、元町の東に発達した三宮(さんのみや)商店街が若者向きであるのに比べ、伝統的な専門店に特色がある。東海道本線(JR神戸線)、阪神電鉄、神戸高速鉄道が通じ、また南側を地下鉄海岸線が走る。[藤岡ひろ子][参照項目] | 神戸(市) 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例