元郷新田(読み)もとごうしんでん

日本歴史地名大系 「元郷新田」の解説

元郷新田
もとごうしんでん

[現在地名]紫雲寺町元郷

人橋ひとばし新田の北方、藤塚浜ふじつかはま村の内部にある。飛地は一二ヵ所あり、真野原外まのはらそと新田・人橋新田・藤塚浜村次第浜しだいはま(現聖籠町)に入組んで点在する。次第浜のもとの屋敷地と伝えられ、宝暦七年(一七五七)改の新発田領真野原浜浦地改絵図(紫雲寺蔵)などに次第浜元郷屋敷と記されている。文久二年(一八六二)初検地の二新田(人橋新田・元郷新田)の一村で、庄屋は慶応四年(一八六八)より藤塚浜村の広左衛門が勤めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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