元鮫河橋南町(読み)もとさめがはしみなみちよう

日本歴史地名大系 「元鮫河橋南町」の解説

元鮫河橋南町
もとさめがはしみなみちよう

[現在地名]新宿区南元町みなみもとまち

元鮫河橋表もとさめがはしおもて町の西に位置する町人地で、里俗に鮫河橋南町通とよばれる東西路の北側を占める片側町。町内を西から東へ雨水を落す下水が流れる。町の西は発昌ほつしよう寺、南は安藤氏の屋敷、権田原ごんだわら妙行みようぎよう寺、先手組大縄地、権田原三軒屋ごんだわらさんげんや(一部は現港区)、尾張藩抱屋敷・西丸先手組大縄地、北は崇源すうげん寺・香蓮こうれん寺・本迹ほんじやく寺・元鮫河橋八軒もとさめがはしはちけん町・永井氏屋敷。町内の間数は東西表間口が一八四間余(裏幅二一二間)、南北裏行は東の方で一二間余、西の方で一五間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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