兄弟子(読み)アニデシ

デジタル大辞泉 「兄弟子」の意味・読み・例文・類語

あに‐でし【兄弟子】

自分より先に同じ師や親方についた人。同門先輩。⇔弟弟子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兄弟子」の意味・読み・例文・類語

あに‐でし【兄弟子】

  1. 〘 名詞 〙 自分より先に同じ師について学んだ人。同門の先輩。また、人以外で、同系列の中での上下関係をいう。⇔弟弟子
    1. [初出の実例]「みののくにあんやう寺とて浄土しゅあり。〈略〉下京にもおなし名の寺あり。それとあに弟子なり」(出典:御湯殿上日記‐天文元年(1532)九月一五日)
    2. 「ええ、兄弟子(アニデシ)、…姉弟子(あねでし)ですかしら…」(出典大道無門(1926)〈里見弴影法師)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android