弟弟子(読み)オトウトデシ

精選版 日本国語大辞典 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙 同じ師匠のもとに、あとから弟子入りした者。後進の弟子を、先に弟子入りした者の立場からいう語。⇔兄弟子
    1. [初出の実例]「質は悪いはうぢゃアない。弟子にとれる、『須田』の弟弟子(オトウトデシ)に…」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉あやめの客)

おとと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙おとうとでし(弟弟子)
    1. [初出の実例]「弟弟子(ヲトトデシ)は、琳切と云て」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む