弟弟子(読み)オトウトデシ

精選版 日本国語大辞典 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙 同じ師匠のもとに、あとから弟子入りした者。後進の弟子を、先に弟子入りした者の立場からいう語。⇔兄弟子
    1. [初出の実例]「質は悪いはうぢゃアない。弟子にとれる、『須田』の弟弟子(オトウトデシ)に…」(出典:今年竹(1919‐27)〈里見弴〉あやめの客)

おとと‐でし【弟弟子】

  1. 〘 名詞 〙おとうとでし(弟弟子)
    1. [初出の実例]「弟弟子(ヲトトデシ)は、琳切と云て」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品四八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む