先切り(読み)さきぎり

精選版 日本国語大辞典 「先切り」の意味・読み・例文・類語

さき‐ぎり【先限・先切】

  1. 〘 名詞 〙 商品取引戦前株式取引の取引相場で、受渡し期限の最も長い長期清算取引をいう。売買契約の成立した翌々月末に現品を受け渡すもの。
    1. [初出の実例]「先限に至りては[七]、(柏)、六等、買方の売物多かりしが上に」(出典:中外商業新報‐明治三七年(1904)一月五日)

せん‐ぎり【先限・先切】

  1. 〘 名詞 〙 取引市場で、受け渡し期限の最も長い長期清算取引をいう。売買契約の成立した翌々月末に現品を受け渡すもの。さきぎり。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android