光の波動説(読み)ひかりのはどうせつ(英語表記)wave theory of light

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「光の波動説」の解説

光の波動説
ひかりのはどうせつ
wave theory of light

17世紀には,は微粒子の流れであるとする I.ニュートンの粒子説と,光は波動であるとする C.ホイヘンスの波動説とが対立していたが,19世紀になって光の干渉,回折,かたよりなどの横波としての現象が次々と発見され,さらに J.マクスウェルの電磁理論によって光の電磁波説が生れ,光の波動としての性質が明らかにされた。しかし 20世紀の初めに A.アインシュタインの光量子仮説による光電効果の説明など,光が粒子的性格をもつ現象も発見され,光が粒子と波動の両面をもつことが量子論の誕生によって明らかにされた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

最上川

山形県をほぼ南北に貫流する川。全長 229km。吾妻山系に源を発し,北流して米沢・山形盆地を貫流,新庄盆地で流路を西に変え,下流部に庄内平野を形成して日本海に注ぐ。支流が多く,全流域面積 (7040k...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android