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光謙 こうけん

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美術人名辞典の解説

光謙

江戸前・中期の天台宗の高僧。筑前生。俗姓は岡村、霊空は字、光謙は諱、号を幻々庵。筑前松源院の豪光に従って剃髪、比叡山に登り天台宗を学ぶ。のち妙立慈山に学び、その戒律復興の志を継ぎ、安楽律院を整備して安楽律派を興した。また江戸寛永寺の浄名院を律院とし、日光興雲院を建立するなど、天台教観の再興に尽力した。元文4年(1739)寂、88才。

出典|(株)思文閣
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世界大百科事典 第2版の解説

こうけん【光謙】

1652‐1739(承応1‐元文4)
江戸前期の天台律僧。字は霊空,筑前の出身,17歳で叡山に登り,ついで西塔の星光院に住したが,1678年(延宝6)妙立慈山の門弟となり,89年(元禄2)《闢邪篇》を著して天台の邪説である〈玄旨帰命〉を排撃した。93年輪王寺宮公弁法親王は叡山飯室谷の安楽院を律場とし,その住持とした。これが安楽院派のはじめで,幕府は寺領100石を与えた。また一紀十二年不出門遮那止観の顕密両業修学の祖式を興した。1723年(享保8)東叡山の浄名院をも律院とし,ついで日光山に興雲律院を始めた。

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