児戯(読み)ジギ

精選版 日本国語大辞典 「児戯」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぎ【児戯】

  1. 〘 名詞 〙 子どもの戯れ遊ぶこと。子どもの遊び。児嬉。また、幼稚なこと。稚気。じげ。
    1. [初出の実例]「それをば人がしらずして、却て児戯と云ぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)中)
    2. 「又捉迷蔵(かくれんぼ)の児戯あり」(出典:西洋聞見録(1869‐71)〈村田文夫〉前)
    3. [その他の文献]〔史記‐絳侯世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「児戯」の読み・字形・画数・意味

【児戯】じぎ

こどもの戯れ。〔後漢書、劉盆子伝〕楊、劍を按じて罵りて曰く、は皆老傭なり。今日君臣の禮を設くるに、反(かへ)つて亂(かうらん)す。兒戲すらもほ此(かく)の如くならず。皆格すべしと。

字通「児」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む