兜苔(読み)カブトゴケ

デジタル大辞泉 「兜苔」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ごけ【××苔】

ヨロイゴケ科の地衣類山地地上や岩面・樹皮などにつく。鹿の角形の切れ込みのある不規則な葉状で、表面は黄色がかった緑褐色。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兜苔」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ごけ【兜苔】

  1. 〘 名詞 〙 地衣類ヨロイゴケ科の一種北半球寒帯から温帯にかけて分布し、樹皮や岩上に生える。体は扁平で径三〇センチメートルにもなり、縁は鹿角状に切れ込み、表面は黄褐色を帯びる。日本にはナメラカカブトゴケ、チヂレカブトゴケなど約二百種がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android