兜苔(読み)カブトゴケ

デジタル大辞泉 「兜苔」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ごけ【××苔】

ヨロイゴケ科の地衣類山地地上や岩面・樹皮などにつく。鹿の角形の切れ込みのある不規則な葉状で、表面は黄色がかった緑褐色。

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精選版 日本国語大辞典 「兜苔」の意味・読み・例文・類語

かぶと‐ごけ【兜苔】

  1. 〘 名詞 〙 地衣類ヨロイゴケ科の一種北半球寒帯から温帯にかけて分布し、樹皮や岩上に生える。体は扁平で径三〇センチメートルにもなり、縁は鹿角状に切れ込み、表面は黄褐色を帯びる。日本にはナメラカカブトゴケ、チヂレカブトゴケなど約二百種がある。

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