デジタル大辞泉
「入れ違う」の意味・読み・例文・類語
いれ‐ちが・う〔‐ちがふ〕【入れ違う】
[動ワ五(ハ四)]
1 一方が出たすぐあとに他方がはいる。また、一方がはいったすぐあとに他方が出る。行き違いになる。「ちょうど―・って会えなかった」
2 まちがってはいる。また、入れ変わる。「中身が―・う」
3 「入れ違える3」に同じ。「順序を―・う」
[動ハ下二]「いれちがえる」の文語形。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いれ‐ちが・う‥ちがふ【入違】
- [ 1 ] 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 間違って別の所へ入れる。
- [初出の実例]「Irechigai, ō, ōta イレチガフ 入違」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
- [ 2 ] 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
- ① 一方が出たすぐ後で、他方がはいる。また、一方がはいったすぐ後で他方が出る。いりちがう。
- [初出の実例]「入れ違(チガ)って這入て来たは此近所を廻る肴屋の金太」(出典:当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉八)
- ② 前と後ろ、右と左などのように、物の配列や動きが食い違う。互い違いにはいり込む。交錯する。いりちがう。
- [ 3 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ⇒いれちがえる(入違)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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